トラブルにならないための〜法律の相続対策
トラブルにならないための〜法律の相続対策
文書作成日:2021/10/20


 今回は相談事例を通じて、相続開始後に行う一般的な手続きをご紹介します。



 先日、主人が亡くなりました。葬儀は終えましたが、他にどのような手続きが必要になるのでしょうか。私たちは年金生活をしており、子は2人いますが独立しています。住まいは持ち家で、その他若干の預金があります。




 一般的に必要となる手続きを【詳細解説】にまとめました。そちらをご参照ください。




@ 住所地の市区町村役場での手続き

 死亡届の提出(死亡の事実を知った日から7日以内/戸籍法第86条1項)、健康保険被保険者証・障がい者手帳・印鑑登録手帳等の返納、葬祭費の請求、健康保険料や介護保険料等の精算を行います(但し、その場で現金を収めたり、受け取ったりすることはありません)。

A 年金事務所での手続き

 受給していた年金の種類によっても異なりますが、基本的にはご主人が受給していた年金を止める手続きと、未支給の年金をもらう手続きなどを行います。あなたが遺族年金をもらう手続きも行った方が良い場合があるため、併せて確認するとよいでしょう。

B 公共料金の引き落とし口座の変更

 ご主人の銀行口座は今後相続手続きを行って解約していく必要があるため、現在ご主人名義の銀行口座から公共料金(電話、水道、電気、ガスなど)を引き落としている場合は、口座を変更する必要があります。
 変更には数ヶ月かかる場合もありますが、その前に口座が凍結されてしまった場合は、ご自宅に払込用紙が届くと思いますので、そちらで支払いが可能です。

C 生命保険会社への保険金請求

 ご主人や受取人の方の戸籍・住民票などの原本の提出が必要な場合があります。請求する生命保険会社に確認の上、役所手続きの際に戸籍を必要通数分取得されることをお勧めします。

 上記の他、D火災保険・地震保険の名義変更、E自動車の名義変更、F自動車保険の名義変更、G携帯電話の解約、Hクレジットカードの解約、I土地建物の名義変更、J農地法・森林法の届出、K預貯金の解約又は名義変更、L準確定申告、M相続税申告 などが必要な場合もあります。

 上記は一般的に必要な手続きであり、ご家族の状況・財産の内容・遺言の有無などによって、必要な手続きは異なります。「相続手続き」というと、遺産分割などを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、遺産分割を行う前の事務手続きもさまざまです。ご不安があれば、一度、当事務所にご相談ください。

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